Teams アシカセ運用ルールについて

先日 Twitter にこのような投稿がありました。

“営業マン御用達Slackの書き方、は大体こんな感じのことを言ってましたね。ちなみにご本人いわく「業務改善セミナーでこう言ってた」“

[@yontengoP]

[@yontengoP さんの Tweet より引用]

[@yontengoP さんの Tweet より引用]

流石に上記の例文ほどではないにしろ、マナーという名のもとに作られたルールは存在しています。

私はマナーを否定するものではありませんが、あまりにも形式を重んじると折角業務効率化のために導入したツールも返って業務を停滞させてしまうことになりかねません。

Microsoft Teams 、 Slack はチャットツールです。チャットは情報共有のし易さ、プロジェクト毎の暗黙知共有が特徴です。どの機能も業務時間を短縮するためのツールです。

おじさん世代は、まだコンピュータというものが職場になかった頃から働いています。FAX送信票、書類送付状を手紙のように書くことが礼儀だと躾けられた世代です。世代による文化の違いなのでこの差を埋めるのは容易ではありません。

ですが、業務効率化という命題のためであれば必ず理解していただけると思っています。普段 LINE では簡潔に書いているはずですから出来ないわけがありませんよね。

 

チャットはバーチャルな空間に人が集っている状況と説明しています。なので交わす言葉は会話に近くなります。会話をするのにいちいち枕を話すことは無いですよね。要件を簡潔に整然と話すことが重要です。チャットも同様です。

GMOの熊谷社長はメールには挨拶を入れないと仰っています。挨拶文を読ませることは人の時間を奪っているのと同じだそうです。

長々とした挨拶などは業務効率化の敵です。

 

また、「メンションの位置を先頭に持ってこないと失礼だ」という理由でメンションの位置を決めている企業さんがいらっしゃるそうです。私はメンションの位置は文の最後に入れています。思いついて内容を書いて、その流れでメンションを入れるのでその方が自然だからで、私は時短につながっていると感じています。

「失礼だから」とか「目上だから」という理由で決めたルールは見直しましょう。

 

個人が編み出した時短の作法などは組織であっという間に広まると思います。形式に縛られずいいものを認める企業文化も大切ですね。

自由な発想を妨げるルール、業務効率化・時短の足かせになっているルール、これらは意識しないと見えてきません。経営者の方は常に注意深くなければなりません。


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Hidemi Mori