Teams 運用 2種類のルール
Teams を運用する際にルールを決めましょう。ルールは運用をスムースにする上で必要不可欠です。
ルールは最初にしっかり決めておきましょう。
私は武道の道場を立ち上げた経験があります。
その際にまず最初にルールを決めました。道場でのルールは運営ポリシーに従ってしっかり決めることが重要です。道場に入る際に一礼する。正面に足を向けて座らないなどです。すべてのルールは理由を説明できなくてはなりません。「なぜ?」と聞かれた時に理由を答えることでポリシーを理解し信頼関係を築くことが出来ます。
さて、Teams に話を戻します。
Microsoft Teams を運用するためのルールには2種類あります。1つはハード的なルール、もう一つはソフト的なルールです。
ハード的なルールは
社内での連絡は Microsoft Teams で連絡する
「重要」フラグは3時間以内に返信する
作業日誌は当日中に提出する
など、操作や組織上のルールです。
ソフト的なルールは
Microsoft Teams 内では悪口、中傷は決して言わない
お客様のお名前はかならず様をつけ、批判はしない
本題のみで簡潔に
といった内容に関するルールです。
皆さんはハード的なルールはきっちりと作成されます。それは非常に重要なことです。しかし、ソフト的なルールも。
ソフト的なルールはあとからじわじわ効いてきます。
先日も Twitter で話題になりましたが、Slack(Teams と同様のチャットサービス)で文章を書く際に、宛先を入れたり、枕(導入分)をしっかり書いたりといった間違ったルールを作っているコンサルタントがいらしたそうです。
Microsoft Teams は業務改革を行うためのルールです。業務効率を最重要に置き、ルール作りをしましょう。
そして、道場ルールと同じ様に全てのルールの理由を言えるようにするべきです。ルールはその時々に応じて変えるべきですが、なぜそのルールを作ったのか、理由がしっかりしているとより良いルール作りにつながると思います。
Microsoft Teams は自由度の高いサービスです。だからこそ運用ルールは重要です。
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