Slack公式ルール「時間と限度」

「Slack の基本 (パート 3)」シリーズ第3弾です。

  1. 情報を公開する

  2. できるだけ邪魔しない

  3. 時間と限度

  4. リダイレクトする

前回は「できるだけ邪魔しない」でした。主に多人数に対するメンションの使い方でしたね。大会議室での例を引用しましたが、リアルな場に置き換えてみるとすんなりと納得することが結構あります。

SNS全般に言えることです。先日ダルビッシュさんのTweetは的を得ており、ルール作りの参考になります。

今回は「時間と限度」についてお話します。

質問する前に検索する

「質問する前に検索する」という言葉が目に飛び込んできました。特に多くの人が参加しているチャネル、チームで些細なことを聞くことは、ほんの少しの時間をみんなから奪うことになります。一人一人はほんの少しでも多くの人が関わると場合によっては数時間という膨大な時間を無駄に消費することになります。よく堀江貴文さんがGGRKS(ググレカス)といっては非難されていますが、質問者が自分のちょっとした時間を使って、ググることで多くの人の時間を無駄にせずにすみます。ちょっとキツイ言い方ですが正論です。言い方もGGRKSと敢えて短くなっているのも意図してのことでしょう。

チャットツールの諸刃の剣で、業務効率化を実現するために入れたことがかえって多くの人の時間を奪いかねない。

これも、必須のルールですね。

work hard and go home

もう一つ、「ガツっと働き、サクッと帰る」がSlackの社内モットーとしてあるそうです。一日の作業を夕方に報告書としてあげるため午後4時ごろにトラフィックが増えるそうです。そして、定時が過ぎればお休みモードにするというわけです。Microsoft Teams もお休みモードならぬ「応答不可」というステータスがあります。

17時になれば全員が「応答不可」に切り替え、プライベートな時間にスイッチさせる。

多くの企業にとって夢のような話かもしれませんが社内ルールとして決めて実行することで、時間の使い方が変わってくるのではないでしょうか。

それは業務効率化につながることになります。


ご質問お待ちしております。

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Hidemi Mori