在宅勤務の訓練

本日(2020年2月1日)現在新型コロナウイルスの感染者は中国全土で10,000人を超え、死亡者は250人を超えました。

日本でも感染者は10名を超えており、感染者数は今後も増えると考えられます。

新型コロナウイルスの感染力は強くなっているように思いますが、重症化はインフルエンザ並みに落ち着くとの予想もあります。ただ、特効薬も無く大量の感染者の報告もあり不安に感じている方は多いと思います。

人から人への感染が確認された以上、人の移動を抑えることが感染の拡散防止には効果があります。ですが人の移動の抑制は経済活動へ影響を及ぼすことは間違いありません。難しいところです。

在宅勤務の活用

IT系に限らずいまや多くの業種で在宅勤務・テレワークは可能です。

GMOインターネットでは社員の約9割である4000人を在宅勤務に切り替えました。その迅速な対応にメディアでは話題となっております。

コロナウィルス でGMO「一斉在宅勤務」迅速な決定の決め手は? 」

今回のようなウイルスの広がりに対する対応もBCP(事業継続計画)の一環と考えて下さい、

実際に中国は出国が制限されております。人の移動の制限があるということです。人の移動の制限があっても事業が継続できなければなりません。

Microsoft Teams を情報のHUBとして位置づけ Office365 製品を組み合わせ運用することで在宅勤務を実現することは多くの業種で可能です。

在宅勤務の訓練

皆さんもご自身の仕事が在宅勤務化出来ないか?在宅勤務にするためには何が必要か検討してください。

緊急時に在宅勤務に切り替えるにあたり、在宅勤務を平常時に体験してみて下さい。

そこから、各企業様ごとに足りない何かが見つかるはずです。

具体的な提案としては、月に1度、在宅勤務の日を設定して下さい。全社をあげて行うことが難しいようなら一部署から行ってみて下さい。

かならず、検証作業を行って下さい。月に1度を週に1度に回数を増やしてみて下さい。回数を増やすことでの課題も出てくると思います。

持ち出し用の非常袋に入っている食料を月に1度食べることをすすめられます。これは消費期限の確認と非常袋の中身の確認、災害に対する意識づけが目的としてあります。

緊急時の行動や作業を日常的に行っていることが、緊急時に業務をスムースに移行できる秘訣です。


ご質問お待ちしております。

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Hidemi Mori