10人導入すれば1/10のスピード?
10人導入すれば1/10のスピードで仕事が仕上がるのでしょうか?
仕事の内容によってはそれはあるでしょう。
ですが、多くの場合それはあてはまりません。
「1000個のレンガを人力で他の場所に運ぶ場合」これはかなり1/10になりそうです。
とはいっても一度に2個しか運べない人もいれば、20個運べる人もいます。そもそもこんな仕事ありませんね。
大きめのプロジェクト(システム開発)をいかに早く正確に完了させるか。これを技術担当者と話しました。
大事なのはプロジェクトの構成メンバーの質です。
極端な話で恐縮ですが、プログラマーを増やしても指示するだけで時間が取られてしまいます。そもそもデザインが出来ませんので、デザインの部分は一向に進みません。
全体の管理、進捗状況の把握、デザイナー、コーダー、プログラマーをプロジェクトの内容に応じて能力のある人を配置することが重要です。
あたりまですが、理解されていない管理職の方がまだまだいらっしゃいます。
東京大学の入試問題があります。偏差値50前後の人を10人集めたとしても、解くことは出来ないですよね。
偏差値75の人が一人いれば、数分で解けることもあるでしょう。
業務効率を図る上で重要なことの一つが適材適所です。その人の能力を存分に発揮出来る部署、仕事に配置できればチーム全体の業務効率は格段に上がります。
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