BCP(事業継続計画)と Microsoft Teams

BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

[中小企業庁ホームページより]

弊社はクリニック様や企業様に Azure バックアップをお勧めしています。

バックアップは日々の運用においてはハードウェアの故障やリプレイスの際に必要となるものです。

BCPでは災害からの早期復旧を念頭に置いたバックアップ計画が必要であり、弊社ではクラウドへのバックアップは必須と考えます。地震による火災、津波はデータ保管装置のみならず施設がダメージを受けます。

Microsoft Azure では複数リージョン(地域)にバックアップさせることでデータを多重化して持つ事が出来、大規模な災害であってもデータの保全が図られます。 院内や社内のみでバックアップを行われている場合、クラウドへの移行を早急にご検討下さい。

バックアップのクラウド化はもちろんですが日々の会話や資料、データのやり取りを Microsoft Teams で行う事は災害発生時にも迅速に対応することができます。

特に医療機関は復旧の速度が重要です。日常的に Microsoft Teams 上でカンファレンスを行っていれば、患者さんのデータはMicrosoft Teams 上で「いつもどおり」に閲覧することが出来ますし、施設や会議室が毀損されていてもネット空間上でカンファレンスができます。

以前にもブログで書きましたが、ファイルの共有を Microsoft Teams 上で行っていれば SharePoint 上にファイルは保存されますので個々のPCや外部記憶装置が無くなったとしても各チャネルに保管されています。

BCP対策の面から考えてもクリニック様や企業様での Microsoft Teams の導入は必須です。

 

中小企業庁「中小企業BCP策定運用指針」

https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html


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Hidemi Mori